本規定は、株式会社百十四銀行(以下、「当行」といいます。)が提供するスマートフォン用アプリケーション「百十四銀行アプリ」(以下、「本アプリ」といいます。)をお客さまが利用する場合の条件や取扱い等を定めたものです。お客さまは本規定のほか、当行が別途定める各関連規定等の内容を十分に理解・同意したうえでお客さまご自身の判断と責任において、本アプリを利用するものとします。
1.本アプリの内容および利用
- 本アプリは、お客さまがスマートフォンにダウンロードし、起動させて利用することで、当行所定のサービス(以下、「本サービス」といいます。)を受けることができるアプリケーションです。
- 本サービスの利用対象者は、当行所定の条件を満たすお客さまに限るものとします。
- 本アプリを利用できるスマートフォンは、当行所定の機種に限られます。ご利用環境については当行ホームページ等でご確認ください。なお、所定の端末であっても、利用状況等によっては、正常に作動せず、利用できない場合があります。
- 本アプリの利用は無料ですが、本アプリの利用およびダウンロード(バージョンアップ等に伴う再ダウンロードを含みます。以下本項において同じ。)には別途通信料がかかり、お客さまのご負担となります。ご利用環境によってダウンロードに数分を要する場合があります。
- 当行は本アプリ利用者に対して、プッシュ通知機能を利用して各種情報等を提供します。
- 当行は、本アプリ利用者へ配信するプッシュ通知に広告もしくはアンケートなどを挿入することができるものとします。
- お客さまが本アプリをダウンロードし、利用した時点をもって本規定に無条件に同意したものとします。
2.パスコード
- パスコードは、お客さまが任意に設定することができる6桁の数字です。当行所定のサービスの利用にパスコードの設定が必要です。設定にあたり、生年月日や電話番号、同一数字等第三者に推測されやすい番号を指定することは避けてください。
- 生体認証機能(スマートフォンに登録されている生体認証を利用する方式)を利用することで、パスコードの入力を省略することができます。ただし、生体認証機能は、同機能を備えるスマートフォンでのみ利用可能です。
- 生体認証機能で利用するお客さまの生体データは、お客さまのご利用になるスマートフォン機器内部に保存され、当行は一切保管をいたしません。
3.家計管理
- 「家計管理」は「一生通帳by Moneytree」を利用したサービスです。
※「一生通帳by Moneytree」はマネーツリー株式会社の登録商標です。
- 「一生通帳by Moneytree」は、本アプリと個人資産管理アプリ「Moneytree」を連携することで、本アプリから「Moneytree」が保管する各種明細を閲覧可能とする、マネーツリー株式会社が提供するサービスです。
- 「一生通帳 by Moneytree」のご利用にあたっては、「Moneytree」の利用規約をご確認のうえ、お客さまご自身の判断でご利用ください。「一生通帳 by Moneytree」および「Moneytree」のご利用により生じた損害について、当行は一切責任を負いかねます。
- 「一生通帳 by Moneytree」で当行の口座情報をご利用いただく場合には、個人インターネットバンキング「114ダイレクト」のご契約と初回利用登録が必要です。
- 当行インターネットバンキングの口座情報は銀行APIにより「一生通帳 by Moneytree」と連携します。
- その他登録口座の会員番号・ログインパスワードの提供・管理等はマネーツリー株式会社が規定する利用規約に従います。
- 「Moneytree」を退会した場合は、「Moneytree」上に保存されている残高や入出金明細の情報は完全に削除されます。いったん退会するとデータは戻すことができません。
- 「一生通帳by Moneytree」について、サービスの一部や全部を終了する場合があります。
- 「一生通帳 by Moneytree」に登録した口座の残高および入出金明細の表示は1日4回までとします。5回目以降は、4回目の情報が表示されることに同意します。
- 「家計簿」は、「一生通帳 by Moneytree」に登録した口座残高情報および各種明細情報を蓄積、更新、加工・編集等のうえ、本アプリ上に表示し管理することができるサービスです。
- 「家計簿」で表示される費目は必ずしも実際と一致しないことに同意します。
- 「目的預金」は、最大3つまでの貯金目的および任意の貯金目標を設定して「一生通帳 by Moneytree」に登録した口座の残高に応じて仮想的な預金額を算出し、預金目標金額までの達成度合いを表示するサービスです。
- 当行は、本アプリと連携された「Moneytree」上のお客さま情報について、マネーツリー株式会社から提供を受けます。
- 当行が以下ABの情報を金融商品・サービスの提案等に利用することに同意します。
- A「一生通帳 by Moneytree」および「Moneytree」が保有する残高や入出金明細の情報
- B「一生通帳 by Moneytree」に登録した口座情報を活用する「家計簿」および「目的預金」の情報
4.本アプリの権利帰属、利用範囲等
- 本アプリの著作権その他の各知的財産権は、当行または正当な権利を有する第三者に帰属します。
- お客さまは、個人で利用する目的のため、かつ本サービスの利用に限り、本アプリを利用することができます。個人的利用を越えて、営利目的及び第三者の権利を侵害する等の目的のために利用することはできません。
- 当行は、お客さまによる本アプリのプログラム及び本アプリに付帯する情報の転載・複製・転送・改変・リバースエンジニアリングまたはこれらに類する行為を禁止します。
- 当行から請求があった場合、お客さまはすみやかに本アプリをアンインストールまたは削除するものとします。
5.免責事項
- 本サービスのご利用に関して本アプリの作動に係る不具合(表示情報の誤謬・逸脱、取引依頼の不能、情報漏洩等)、スマートフォンに与える影響およびお客さまが本アプリを正常に利用できないことにより直接的または間接的を問わず生じた一切の不利益について、当行に故意または重大な過失がある場合を除き、当行は一切その責任を負いません。
- 前項のほか、以下の事由により、本アプリまたは本サービスが利用できなかった場合には、これによって生じた損害については、当行は責任を負いません。
- ① 災害・事変・裁判所等公的機関の措置等、やむをえない事由があったとき。
- ② 当行または金融機関等の共同利用システムの運営体が相当の安全措置を講じたにもかかわらず、電子機器、通信機器、通信回線またはコンピューター等に障害が生じたとき。
- ③ 本アプリを日本国外に持ち出したとき。(本アプリを搭載するスマートフォンの日本国外への持出しにともなう場合を含む。)
- ④ 当行以外の第三者の責に帰すべき事由によるとき。
6.本アプリの内容変更等
- 当行は、お客さまへの通知なしに、本アプリまたは本サービスおよび本規定の内容を変更、中止または廃止する場合があります。この場合には、当行は変更日および変更内容等を当行ホームページへ掲載する等、当行所定の方法により告知し、変更日以降は変更後の内容により取扱うものとします。
- 当行が本アプリの内容の全部または一部を変更または改良(バージョンアップ)した場合、またはお客さまのスマートフォンの設定その他のご利用環境の変更により、お客さまにおいて本アプリの再ダウンロードが必要となる場合があります。その際、お客さまのスマートフォンの設定その他のご利用環境によっては、本アプリがご利用できなくなる場合があります。
7.利用者責任
- お客さまが本規定に違反したこと、または第三者の権利に侵害したこと、その他お客さまの責めに起因して第三者から受けたクレーム・請求等については、お客さまの責任において解決するものとします。
- お客さまが本規定に違反し、これにより当行または第三者に損害が発生した場合、お客さまがこれを賠償する責めを負います。
8.個人情報の取り扱い
本アプリの利用に際し、当行が取得したお客さまの個人情報(口座開設申込時の本人確認資料等の写真画像を含みます。)については、当行の定める「プライバシーポリシー」「特定個人情報の取扱いに関する基本方針」に定める利用目的のために利用するものとします。
9.本サービスのご利用に際してのご注意
- 本サービスを利用するためにお客さまがご利用になるスマートフォンを変更する場合には、旧スマートフォンから本アプリを必ず削除してください。また、スマートフォンを処分する際も、当該スマートフォンから本アプリを削除してください。
- 第三者の作成した類似アプリにご注意ください。パスワード等を抜き取る、あるいは操作によりウイルスに感染させる目的の悪意ある本アプリと類似したアプリが公開されている可能性があります。これらアプリを使用されると、お客さまのパスワードやスマートフォン内の情報が漏えいする可能性があります。
- 不正なアプリや不審なインターネットサイトの閲覧でウイルス感染や不正プログラムがインストールされる可能性がありますので、お客さまの判断でスマートフォンのセキュリティ対策を行ってください。
- スマートフォンを盗難・紛失された場合には、すみやかにお客さまが加入している通信事業者(キャリア)へも連絡し回線停止のお手続きを行ってください。
10.本規定の改廃
本規定は当行の都合で任意に改廃することがあります。この場合は、当行は変更後の本規定をホームページへ掲載すること等、当行所定の方法により告知し、変更日以降は変更後の内容により取扱うものとします。
11.準拠法・管轄
本サービスに基づく諸取引の契約準拠法は日本法とします。本サービスに関して訴訟の必要が生じた場合には、当行本店を所管する裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。